石川理紀之助翁検定

 石川理紀之助は、明治時代の農村指導者で、生涯を貧農救済に捧げた人物。「老農」あるいは「聖農」と敬称されている。
 「老農」とは、在来農法を研究し、これに自らの体験を加えて高い農業技術を身につけた、農業熱心家のことをいう。この頃、県内の各地には、こうした老農層が成長し、秋田県農業を支える大きな原動力となった。その老農の代表的な人物が石川理紀之助である。


 最新情報
2022.11.01

「第13回 石川理紀之助翁検定」の受検者を募集しています。お申し込みは、こちらから。

石川理紀之助翁資料館

当館は、農村の救済と農業振興に生涯を捧げ、明治の聖農と称された、郷土の先覚者石川理紀之助翁遺跡地(秋田県指定)に建てられております。
石川翁の遺著、遺稿、収集物を中心に郷土の歴史、民俗、産業等の理解に役立つ諸資料を保存、展示しています。
 

NPO法人草木谷を守る会

聖農・石川理紀之助が明治時代に貧農生活した地「草木谷」の自然豊かな里山に生息する、希少種であるホタルをはじめとした生物多様性の復活や、田園風景と、下流にある八郎湖の保全・再生に向けて、環境に配慮した無農薬、有機肥料での米づくり(餅米・酒米)を昔ながらの手作業で取り組んでいる。

石川理紀之助翁検定

石川理紀之助翁検定とは、潟上市に生きた偉人といわれる石川理紀之助についての検定試験です。
石川理紀之助翁は、農業振興はもちろんのこと、全国の救荒策を実践し、その功績から聖農と呼ばれる人物です。
潟上市はもちろんのこと、広く県内外に石川理紀之助の功績を伝えるとともに、次代を担う子供たちや、地域住民の知識習得機会を図り、潟上市の地域力向上を目的に実施されています。

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